詐欺が絡んだ金策に手を出さないための基礎知識を押さえておきましょう。

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お金に困っても手を出してはいけない手段がある

お金に困ったときは単発バイトをしても良いですし、フリマアプリで不要品を売却しても良いです。
しかし「絶対にやってはいけない金策」だけは避けましょう。

 

効率が良いからといって一度でも違法な資金繰りを実践してしまうと、その後の人生まで引きずるような負債を抱えてしまう恐れがあります。

また、気づかないうちに違法行為に手を染めてしまっている可能性もあるため、そのような最悪の事態を避けるためにも、この機会に「やってはいけない金策の例」を確認しておきましょう。

 

やってはいけない金策の例

NGと書かれた木のブロック

ギャンブル

やってはいけない金策の代表的な存在として知られるのが「ギャンブル」です。
パチンコ、スロット、競馬など。公営であろうとなかろうと、金策としてギャンブルを利用すべきではありません。

 

ギャンブルで負ければお金だけでなく、家族関係、友人関係、恋人関係など、全てにおける信頼を失うリスクがあります。
最悪の場合「依存症」になる恐れもあるため、絶対に手を出してはいけません。

 

違法金融

違法だとわかっている手法でお金を借りるのはやめましょう。
そのような違法金融の代表としては「チケット金融」が挙げられます。

 

チケット金融とは代金後払いで業者指定のチケットを購入し、購入したチケットを提携するチケット買い取り業者に販売してお金を得る不当な金融手段です。
出資法の観点では限りなく黒に近い手段であるため、お金に困ったとしても利用してはいけません。

 

闇金利用のリスク

 

怪しいキャンペーンへの応募

SNSを利用していると、見知らぬアカウントによる「RTすると抽選で現金5万円プレゼント!」という投稿を見かけます。
無料で現金が貰えるなんて、夢のようですよね。

 

しかし、このような現金プレゼントキャンペーンは大半が詐欺です。

 

目的は業者によって異なりますが、大抵は住所や氏名、口座番号を引き抜いて違法な業者へ売却されています。
応募したくなる気持ちをグッとこらえて、このようなキャンペーンには参加しないようにしましょう。

 

給与ファクタリング

「給与ファクタリング」とは、会社員が「給料を貰える権利」を売却してお金を手に入れる違法な金融手段です。
法人や個人事業主が利用しているファクタリングという手段を参考にして生み出されました。

 

法人や個人事業主が行う分には問題がない手段ですが、個人における「給与を受け取る権利の売買」という意味でのファクタリングは貸金業法に抵触する行為ですので、絶対に利用してはいけません。

 

違法行為には自衛が必要

盾で身を守る人形

違法行為とわかっている金策は利用してはいけません。
しかしお金に困っているときに甘い文言で誘惑されてしまうと、善悪が判断できない可能性もあります。
そのような際に誤って違法行為に手を出してしまわないよう、今のうちから知識を付け、自衛する意識を持つことが大切なのではないでしょうか。