一度でも闇金業者からお金を借りてしまうと、ターゲットにされて逃げられない仕組みになっています。

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闇金とは?

 

財布と羽が生えたお金闇金」とは、正当な金融機関とは異なり「貸金業に登録していない」状態で貸付を行なっている業者のことです。

 

貸付の際に付与する「金利」は年間「20%まで」と定められているのにもかかわらず、違反して莫大な金利を課してお金を貸し付けるという特徴があります。

 

「メガバンクより低金利!」や「ブラックな人物でも貸し付けます!」等の魅力的な謳い文句につられて「無登録」の「貸金業者」を使うことは非常に危険です。

 

闇金かもしれないと思ったら「絶対に利用しない」ようにしましょう。

親や友人にお金を借りるときの注意点

 

 

闇金を使わないほうがいい理由

どこの機関からも借り入れができない状態にある人ほど「闇金」に手を出してしまう傾向にあります。

 

しかし、一度でも闇金業者を利用してお金を借りてしまうと、ターゲットとされてしまい「返済の負のスパイラル」から絶対に逃げられない仕組みになっています。

 

 

返済日に返金を拒否される

闇金業者の手口の一つとして「指定された返済日に返済を受け付けてもらえない」というものがあります。

 

闇金の利息は「10日で元金の1割」を課す「トイチ」が有名ですが、業者によっては「トサン」を利息として設定している場合もあります。

 

10日ごとに3割も利息として計上されれば、簡単に借入額は膨れ上がり、あっという間に返済が不可能な金額になってしまいます。

 

闇金の利用はいつまでも返済させず利用者を苦しめるだけなのです。

 

 

返済ができなければ手口はどんどん悪質に

取り立てにきた人返済が不可能になったとしても闇金から「逃げることはできない」と思った方が良いでしょう。
それどころか「取り立て」に使われる手口は「過激」なものへと変化していきます。

 

一番よく使われる手口は「電話」です。
返済日を過ぎれば利用者に1日に何度も取り立ての電話をかけて返済を催促します。

 

やがて電話を受けるのが億劫になったとしても、闇金業者はターゲットを利用者から「職場」や「家族」に変更して執拗な取り立て電話を続けてくるでしょう。

 

一度闇金を利用した段階で利用者の個人情報は闇金業者に筒抜けになってしまうのです。

 

 

闇金を見極めるポイント

「闇金」の危険性は理解していただけたと思います。

 

最後に普段の生活で闇金のトラブルに巻き込まれることのないように、利用する予定の金融機関が闇金業者かどうかの見極める為のポイントをご紹介したいと思います。

 

 

平均と比べて利息に異常がないか確認する

「出資法」では金融業者の貸付において「年間20%超」の金利を「禁止」しています。

 

それに比べて闇金業者は「10日で1割」や、重度なケースでは「10日で3割」などの暴力的な金利で貸付を行っています。

 

よく契約を確認して少しでも「金利がおかしい」と思った場合は絶対に利用しないようにしましょう

 

 

登録番号を確認する

貸金業者として「正式に登録」を受けていれば違法に貸付を行うことは「法律」で禁止されます。

それを確認するためにも業者のホームページにある「登録番号」というものを用いて、金融庁の提供する「登録貸金業者情報検索サービス」を利用して正式に登録された貸金業者か確認するようにしましょう。

悪質な業者のイメージ